mpcが25bpの利上げをした。昨日のインフレレポートを読んでみると、コアインフレ率は短期的に上振れする可能性を示唆しているものの、中期的にはインフレ目標の2%の上限に収束するとしている。若干、インフレ警戒を緩めたようだが、どうであろう。M4は、依然高い伸びを示しているし、マネーの伸びは高い。 もう少し、レポートを読み込んでみることにしよう。
this morning
米国のスタグフレーション懸念は一応遠いた感があるが、依然年金基金はCTAを通してコモデティー市場に流れ、原油高、ガソリン高に繋がっている。
しかし、米国の個人消費にしても、住宅をレバレッジの源泉とした消費自体は減っているものの、金利引き締め局面にも拘らず、強気のままであることには変わりない。
日本に目を転じてると企業は、労働力確保に懸命になっており、労働力市場の人材需給ギャップが拡がりつつあるなか、労働コストの価格転嫁が先か賃金引上げが先か企業間により対応はさまざまだ。いずれにしても慣れてきたデフレ経済へのスキーム対応を早急に見直す必要に迫れている。最終需要である個人消費が強くなる余地が加速するようであれば、日銀は数度の引き締めを遂行する必要に迫られるであろう。
先進各国は資源高と循環面からのリフレ、スタグフレーションの難しい局面に立っていると思うが、上手な政策運営を行っていると思う。
為替は、ヴォラティリティーが高くなくよくみると平均回帰性?が高い流れが続いている。中国は国内のインフレ抑制を通貨人民元を強くすることによって、外交政策上米国と融和できると判断したのか、通貨切り上げによって、米ドル・円はロングのストップを巻き込む形で114円での取引が続いている。
しかし、米国の個人消費にしても、住宅をレバレッジの源泉とした消費自体は減っているものの、金利引き締め局面にも拘らず、強気のままであることには変わりない。
日本に目を転じてると企業は、労働力確保に懸命になっており、労働力市場の人材需給ギャップが拡がりつつあるなか、労働コストの価格転嫁が先か賃金引上げが先か企業間により対応はさまざまだ。いずれにしても慣れてきたデフレ経済へのスキーム対応を早急に見直す必要に迫れている。最終需要である個人消費が強くなる余地が加速するようであれば、日銀は数度の引き締めを遂行する必要に迫られるであろう。
先進各国は資源高と循環面からのリフレ、スタグフレーションの難しい局面に立っていると思うが、上手な政策運営を行っていると思う。
為替は、ヴォラティリティーが高くなくよくみると平均回帰性?が高い流れが続いている。中国は国内のインフレ抑制を通貨人民元を強くすることによって、外交政策上米国と融和できると判断したのか、通貨切り上げによって、米ドル・円はロングのストップを巻き込む形で114円での取引が続いている。
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Nikkei225
28000-28550 up in the early session, down lately.
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まず、米ドルの反対にある欧州単一通貨ユーロを考えることが米ドルの過去、未来を探るのに相応しいため、ユーロ・ドルの展望してみる。 本来ならば、ドル・円でと考えたが、ご承知のとおり、日本株、日本国債、日本外為市場などの東京市場は外国人から見れば、超巨大なローカル市場にすぎない。また、...
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ECBによる資金供給や公的資金の投入が奏功し、欧州金融機関の融資余力が増しているようだ。 source- nikkei net